▫筋トレに炭水化物が必要な理由とは
私たちはトレーニングをする時に筋肉を動かします。
その筋肉を動かす時に使うエネルギーを生み出してくれるのが炭水化物である糖質です。
敬遠されがちな糖質ですが、充実したトレーニングを行うには必須の栄養素です。
もちろん過剰摂取は太る原因に繋がりますが、適切な量を適切なタイミングで摂ることで筋肉の合成を促し、筋肥大につながります。
▫筋肉の合成をサポートする
エネルギー源となってくれる炭水化物は、筋肉の合成もサポートします。
炭水化物が不足するとエネルギー源が足りなくなるため、体内のタンパク質を分解しエネルギー源を作り出します。タンパク質は筋肉をつくるときの材料になるため、タンパク質が分解されてしまうと筋肉の合成がうまくできません。
▫筋トレ効果を最大化する、炭水化物の摂るべきタイミング
・筋トレの3時間程前に
筋トレ前に炭水化物を摂るなら、トレーニングを始める「3時間程前」に食事を済ませるのをおススメします。筋トレするうえで必要なエネルギーを確保できるほか、長時間のトレーニングにも対応できる持久力を身につけられます。
・筋トレ直前の摂取はNG
筋トレ直前に炭水化物を摂取するのは望ましくありません。
満腹状態で筋トレをすると消化不良を引き起こし、腹痛や吐き気を伴う可能性があります。
身体に負担をかけないためにも、3時間ほど前を目安に炭水化物を摂取することを心がけましょう。
・筋トレ後
筋トレ後は筋肉の合成が活発になっています。エネルギー不足によるタンパク質の分解を
避ける為に、筋トレ後2時間以内には炭水化物を摂るようにしましょう。必要なエネルギーを炭水化物から摂取することで、体内のタンパク質の分解を抑制できます。
▫まとめ
筋トレに熱心に取り組んでいても、なかなか効果が出なかったのはエネルギー源である
糖質が不足していたからかも知れません。
体作りのための材料やそのためのエネルギーと栄養素がそれぞれの役割を果たしたときにはじめて体作りが行われます。
ご自身のトレーニングに適したタイミング、必要量を把握し、積極的に糖質も取り入れてみましょう。